私たちがお届けするグレースアース農園の安納芋は、太陽がたくさん降り注ぐ、自然豊かな種子島で育ちます。
グレースアース農園は種子島全体にみられる火山灰質の土壌で、水はけがよくミネラルを多く含み、さつま芋栽培にはとても適しているといわれています。
また、種子島は、周辺の屋久島や口永良部島とは気候が異なり、年間を通して降水量が少ない事でも知られています。
このことは、つまり、安納芋栽培には欠かせない太陽がしっかり降り注ぐということ。
「ミネラル豊富な土壌」+「照りつける太陽」=「種子島の安納芋は美味しく育つ」
という訳ですね。

最近では、種子島産安納芋というだけで、美味しいことが保証されているブランドイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、
種子島が安納芋発祥の地というだけでなく、美味しい安納芋が育つ土地であるからこそブランドイメージなのでしょう。

さらに、種子島にあるグレースアース農園では、長年の経験をもとに、安納芋をもっと美味しく育てるための工夫を重ねています。

グレースアース農園では、安納芋の中でも安納紅のみを栽培。

販路拡大やリスク回避のことを考えると、安納紅以外の品種やその他の野菜も育てた方が良いのかもしれませんが、それよりも、極上においしい安納芋を作ることに力を注ぎたいのです。

また、農園全体の広さ約10,000㎡の土地のうち、毎年、その半分以下の約4000㎡分だけに安納芋の苗が植えられます。

これは連作防止のためで、ずっと同じ土地に、安納芋を植え続けると、土壌の栄養が徐々に奪われていき、美味しい安納芋が収穫できなくなってしまうから。

利益の事を考えるのであれば、6,000㎡以上の土地が”何も育てていない休耕地”になっているわけで、なんてもったいない(笑)となるんですが、美味しい安納芋を毎年収穫するためには必要なことなのです。

ここまで大切に育てられたグレースアース農園の安納芋は、甘味がとても強く、水分があり、焼くとねっとりした食感になります。掘りたてよりも、1か月ほど追熟させると、なんとより一層甘味も増すんですよ。

安納芋は別名「密いも」「甘芋」とも呼ばれほど、他のさつま芋に比べても甘みの強いお芋です。まずはシンプルに焼き芋で、あつあつをお召し上がりいただきたいです。

グレースアース農園は本場種子島の中でも特に、安納芋の栽培が盛んな島北部の西之表市に位置します。
西の表市は、鉄砲伝来の地としても有名で、また一年を通して温暖な日が多く、また日照時間も長いことから、現在ではサーフィンスポットとして多くの観光客が訪れるエリアでもあり、おいしい安納芋を育てるのに適した場所でもあります。

そんな場所で農園主の大崎をはじめとするスタッフが、毎日、安納芋を一生けん命育てています。

さつま芋農家は、一年を通してずっとさつま芋と向き合う暮らしをしています。
収穫の時は、それはもう、とてもとても忙しいですが、かといって収穫以外の時期が暇だなんてことはありません。

年が明けて早々に、初夏に植え付けを行うための苗を育てるところから始まり、年末の貯蔵作業や出荷作業まで、年間を通して何らかの形で、安納芋に関わることになります。

安納芋の他に、農園で育てている作物ってありますか?とご質問をいただくこともありますが、安納芋が好きで、大切に育てているので、それ以外の作物を育てようと思うことも、育てる余裕もないのが現状です。


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